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軽井沢絵本の森美術館にて特別展 「かこさとし 絵本への『まなざし』」6月14日より開催【上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約10km】

2024年04月15日 16時30分更新

 軽井沢絵本の森美術館は6月14日より、「北陸新幹線 福井延伸記念特別展 かこさとし 絵本への『まなざし』」を開催する。

 東京~軽井沢~金沢までを結んでいた北陸新幹線が、福井県の敦賀まで延伸したことを記念し、昨年より実施している軽井沢町と福井県の連携の一環として特別展を開催する。

 かこさとし(加古里子、1926-2018)は、福井県武生市(現:越前市)に生まれ、会社勤務をしながら始めたセツルメント活動(工場労働者が多く住む地域でのボランティア活動)の一環として、子どもたちに手作り紙芝居や絵本を作り、これが後の絵本作品につながる。1959年に福音館書店より「だむのおじさんたち」(現在は復刊ドットコム)を刊行し、絵本作家としてデビュー。

  かこさとしの絵本には、自身の経験や洞察が込められており、とくに大きいのが戦争経験。自国を復興させようと立ち上がる人々や、彼らが築き上げていく町の姿が、かこさとしの創作の原点となっている。たとえば、代表作「からすのパンやさん」(偕成社、1973年)は、ロシアのモイセーエフ舞踊団の組曲「パルチザン」でみられる登場人物それぞれの立場の細かい描写に着想を得ている。

 “はたらく人々”の思いや力を、長きに渡ってこどもたちに伝えてきた、かこさとしの“まなざし”とともに、楽しめる特別展だという。

 また、軽井沢絵本の森美術館と、越前市かこさとしふるさと絵本館「石石(らく)」が連携してスタンプラリーを実施。開催期間中、2館でスタンプを押した人に「からすのパンやさん」のイラストカードをプレゼントする。

北陸新幹線 福井延伸記念特別展 かこさとし 絵本への まなざし
開催期間:6月14日〜10月14日
休館日:火曜日(7~9月は無休)
開館時間:9時30分~17時(最終入館は閉館の30分前)
入場料金
・軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合
  大人 1000円/中高生 700円/小学生 500円 
・エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合】
  大人 1500円・中高生 1000円・小学生 700円 
※小学生未満無料
※小学生以下の入館には保護者の同伴が必要
※障がい者割引あり
イベント情報:https://museen.org/event/4895

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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