ムササビを観察しよう「空飛ぶムササビウォッチング」【上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約14km】

　長野県のピッキオでは11月30日まで、「空飛ぶムササビウォッチング」を開催している。

　本イベントではムササビが、マントのような体を大きく広げ、夕暮れの森に飛んで行く姿を観察。長年の調査で生態や飛行ルートまで把握しているため、目撃率は95％以上（2022年：96.89％／2023年：97.85％）とのこと。

　前半は「どのくらい飛べるの？」「何を食べているの？」といった疑問に答えるレクチャーを実施。後半はねぐらに小型カメラを設置して、中の様子をライブ中継。大きなしっぽを手入れしたり、体を伸ばしてストレッチしたりする姿を観察する。準備万端整うとムササビは夕暮れの森へ。世界のムササビの仲間のうちでも最大級の大きさの日本のムササビ。夕闇を背に音もなく飛んでいく様子は歓声が上がるほどだという。

　また、ツアーで体験したことや学んだことを記入していくことで、ムササビと森とのつながりや、生態系について学べる小学生向けワークシート「ムササビノート」も新登場する。

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